Xbox Cloud Gamingで低スペックでもForza Horizon 6を快適プレイ。この体験から思う今後のPCのあり方。
GPUが内蔵グラフィックしかないPCで「Xbox Cloud Gaming」を使用し、Forza Horizon 6をプレイしてみたところ、ほぼ違和感なくプレイが可能でした。そこから思う今後のPCの「形」を自分なりに占ってみます。
高スペックPCでなくても最新タイトルが遊べる、「Xbox Cloud Gaming」から見るPCの未来
記事を書くのがかなり久しぶりになってしまいました。
実はXboxのクラウドゲーミングサービスである「Xbox Cloud
Gaming」を利用する機会があり、そこで感じたことをまとめてみました。
この記事では、そのサービスを利用した体験を通して、PCゲーム、そしてPCそのものの未来が変わる可能性を考察していきます。
Xbox Cloud Gamingとは?
Xbox Cloud Gamingは、端的に言うと「Xboxのゲームをクラウド上のマシンでプレイする」サービスです。
類似サービスとしてはNVIDIAの「GeForce NOW」がありますね。 今回はこのサービスを利用して、最新のレースゲーム「Forza Horizon 6」をプレイしてみたところ、思ったより快適で驚きました。
そして、この衝撃とも言える体験から、今後のPCゲームだけでなく、PCそのものの未来が変わる可能性があると感じたのです。
サービスを利用するまでの流れ
未来の話をする前に、現状のサービスの利用方法や使用感について簡単に説明します。
サービス登録~プレイまで
Xbox Cloud Gamingを利用するには、まずXbox Game Passのサブスクリプションに加入する必要があります。
Xbox Game Passは、Microsoftが提供するサービスなので、Microsoftアカウントが必要です。
新規登録時は既存のメールアドレスでの登録のほか、outlook.jpのメールアドレスを作成することもできます
今回は「Forza Horizon 6」をプレイするために「Xbox Game Pass Ultimate」に加入しました。サブスクリプション登録方法
Microsoft公式サイトからの登録、またはAmazonなどの販売サイトで購入が可能です。自分は見たことがありませんが、おそらくコンビニのPOSAカード等もあるかもしれません。
【PR】
PR Xbox Game Pass Ultimate 1ヵ月コード PR Xbox Game Pass Ultimate 3ヵ月コード
その後、WindowsではXboxアプリからサービスにアクセスし、プレイしたいゲームを選択します。
対応したプランに加入している場合、クラウドゲームでのプレイの他、ローカルへダウンロードしてプレイすることも可能です。
【PR】Microsoft Rewardsについて
RewardsページやスマートフォンのBingアプリ等の簡単なタスクでポイントを獲得し、AmazonギフトカードやXboxギフトカード等と交換ができます。
Bingでの検索タスクは数分で済みますし、更にGame Pass Ultimate加入とゲームプレイでブーストもかかります。
あらゆるポイ活サイトよりも結構手軽に貯まります。
他OSやスマホでの利用方法
Windows以外のOSやスマートフォンでの利用方法も簡単です。
例えば、iOSやAndroidではブラウザから Xbox Cloud Gaming にアクセスし、Microsoftアカウントでログインします。
次に、「ホーム画面に追加」をし、Webアプリとして起動させることで、スマートフォンやタブレットでプレイが可能です。
感想:遅延や画質の乱れなく快適プレイできて驚愕
さて、実際にプレイしてみた感想ですが、あまりにも快適すぎて驚きました。
なおローカルでのプレイはやったことがありません。なんせ100GB超のストレージが要求されるので、かなり厳しいです。
感想としては「これがクラウドで動いて、ちゃんと遊べるのか・・・!」と、感動すら覚えました。
入力遅延や画質の乱れなどもなく、とてもWebからアクセスして遊んでいるとは思えないほどでした。
ゲームコントローラーに対応(というより一部タイトルでは必須)しており、Logicool F310でプレイ可能でした。
ただ、スティックの位置とか軽さとか色々不満で・・・Xbox純正コントローラーを買ってしまいました。
もちろん快適に動きます。
個人的には他社製よりもこれ一択だと思っています。
PR Xbox純正コントローラー(ケーブル付き)
あとリンクは載せていませんが、ハードタイプのエイムリングなどがあると精度が上がります。
Forza Horizon 6を快適にやるためにXboxコントローラーを購入
— 猛攻型ことねP(ひうが) | リブランド中 (@OnslaughtktnP) June 6, 2026
エイムリングも装備してステアリング操作が極端にならないようにセッティング
結果、めっちゃ勝てるようになった pic.twitter.com/uxNVmv7u5s
問題点としては、長時間のプレイとなると、画質の乱れや音声の途切れなども発生します。
中にはゲーム側のバグの可能性があるものもありました。新しいタイトルなので仕方ないでしょう。
ネットワーク環境について
私のネットワーク環境は固定回線(光コラボ1Gbps)です。
下り速度が約500-700Mbps、上り速度が約100-600Mbpsなのですが、おそらく重要なのは速度よりもping値です。
自分の環境は幸いにも上り・下りともにping値は7ms程度と、非常に良い状態です。
モバイルのホームルーターやテザリングの場合、電波状況によってはping値の警告が出て、プレイに支障をきたすおそれがあります。
実際に楽天モバイル(ping最大1000ms)のiPhoneでプレイしてみたところ、プレイ自体は可能でもping値の警告がでました。
短期間で相当やり込んで、思ったこと。
ここからは、本当にSNSでレスバをする暇もなくやりこんだ感想を共有します。
「ゲームのクラウド化」は、それ以外にも波及する可能性
本当に寝食を忘れて没頭してしまった末の感想としては、
「これからはクラウドがゲームだけじゃなく、PCの未来も変えていくのではないか?」というものです。
だって、自分が使っているPCはグラボが物理的に積めず、ローカルでプレイするストレージ容量はあっても、おそらくクラウドプレイよりパフォーマンスは低下すると思います。
そんなPCで最新のゲームが遊べているんです。Forza Horizon 6だけじゃなく、Microsoft Flight Simulator 2024まで。
そこまで懐が深いなら、ゲームだけでなく、オフィスや動画編集、イラスト、3Dモデリング、音楽制作もクラウドで…という時代が来る可能性があります。
ここ最近のPCやゲーム機を取り巻く変化
自作PCをやっている方や、ゲーム機を買おうとしている方なら実感しているであろうことですが、昨年後半から続くAI需要の高まりに伴うRAMやGPUの価格高騰。
最近は中東情勢などの影響も複雑に絡み、パーツ価格の高騰は止まらず、収束する気配すら感じません。
そうでなくとも、ただでさえPCゲームの要求スペックは上がっていき、PCを構成する部品の価格は上がっていきます。
特にCPUやGPU、マザーボードといった主要パーツは、高性能化に伴いMSRP(希望小売価格)ベースで上がり続けています。
こうなると、PCやゲーム機の調達が困難になっていき、仕事にも遊びにも支障が出ている人も多いと思われます。

クラウドの未来:「ゲーミングPC」が不要に?「手許に置く」ことが贅沢になったPC
ここから先はただの妄想ですが、
「ゲーミングPC」だけでなく、個人向けの高スペックなPCそのものが不要になっていく可能性もあるのではないか?と感じています。
もちろん、音楽のスタジオ、放送局や動画編集など、「使用中の遅延や不具合が一切許されない環境」では、ローカルでの高スペックPCが必要になると思います。
そりゃ、仕事なんですから。安易にクラウドにして案件や信用を吹っ飛ばすようなことが起きるのは避けたいので、いくら高くてもローカル環境を確保する必要があります。
実際のところ、今回のXbox Cloud Gamingも完璧ではありません。しかも常時Web接続が必要です。
仮に仕事で使うとなると、占有回線を引いて、安定した環境を構築して・・・と、コストが新たに発生します。
しかし、個人の趣味や娯楽の範囲だとどうでしょうか?
Forza Horizon
6だけでも、GPUやストレージの容量はかなりのものを要求されます。
更に、先程ちょっと触れた「Microsoft Flight Simulator 2024」なんてやってみたら、果たしてどうなるでしょうか?
もちろんXbox系以外でもゲームは山ほどあります。eスポーツタイトルやAAAタイトルの数々・・・それらをローカルで動かすのに、今いくらかかりますか?
もはや、PCを手許に置くこと自体が「贅沢」な時代になっていく予感がします。
今後、その受け皿として、ゲームだけでなく様々なジャンルで「PC自体のクラウド化」が進むのかもしれません。
現に、Microsoftはビジネス向けに「Windows 365」というサービスで、クラウド上のWindowsを提供しています。
それだけでなく、GoogleやAmazonのクラウドサービスでは、LinuxやWindowsの仮想マシンを提供しています。
今後は、自宅に大きなタワーPCを置いたりするのではなく、そこそこのスペックのPCから、高スペックなPCをクラウド経由で動かすのが当たり前になっていくのかもしれません。
まとめ
というわけで、Xbox Cloud
Gamingを利用してみた体験から、PCゲームやPCの未来について考察してみました。
数年前にmacOSからGeForce NOWを試したときはあまりピンときていなかったのですが、
前々から気になっていたタイトルの最新作をプレイしてみたことで、クラウドゲーミング、ひいては「クラウドそのもの」の可能性に触れた気がします。
もしかすると、Xboxのこのサービスはその片鱗かもしれません。
自分が垂れ流した妄想のような未来が、やってくるかも・・・?という、お話でした。
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